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企業とは社会に貢献する為、そして従業員の為にある。従業員の為とは給料だけ上げればいいのかというと、それも大事だが決してそれだけでではないと思う。

教育は如何に自覚させるかです。諭したことを受け入れて貰えるようになるには、諭す側の人間力も向上しなくてはいけません。

濱登久では「美味遊楽創」をテーマにしています。味の美・器の美・盛り付けの美を追求し、京の伝統を今に伝えています。

私達たちを支えて下さる人たちの想いを大切にする事がお客様や従業員、仲間、すべてを大切にすることに繋がっていくのだと思っています。

働き方を変えるには卸に頼るのではなく、直営店を展開し、それで雇用が守れるようにして、従業員のライフスタイルを充実していきたい 。

トップダウン的なやり方で経営していたのですが、今は個々の優点指摘を元に、

それぞれがそれぞれの得意な力を出せる環境作りを目指しています。

自己満足なのかもしれませんが、年2回”ありがとう”の気持ちを込めて、

私は賞与の度に社員さん全員に手紙を書いています。

行く行くは持ち株会社になりオーナーの手を離れていく、

みんなの会社になっていく。そうなって欲しいと思っています。

アイデアはやっぱり現場から出てきていると思うんです。

その子供たちが大きくなって、リーダーになりどんどん広がっていく。

そういう循環が出来たら会社は勿論、世の中も良くなるんじゃないかな。

今後もっといろんな活動を増やしていくためには採用にも力を入れたい。

“あの会社なくなったら困るよね”と思って貰えたら素晴らしいじゃないですか。

設計も製造もみんなお客様の方に向いているという風にしたいです。

お客様へのサービスはより付加価値の高い人間にしかできない仕事ですから。

今対象の一番若い世代は小学生ですが、

彼らには新しいことを やって行きましょうと説明しています。

50年やってこられたのはみんなが働いていける職場にしたからであって、

だったら次に入ってくる人達にとっても、働きやすい職場を一緒に作っていきたい。

水のように浸透するセキュリティインフラメーカーというのが

今の私たちにとってのキーワードです。