​EPISODE

​闇エピソード

こうして私は会社を潰しました・・・

かつての私は「理論的に正しい」事を話していました。

そうしよう、そういう話をしようと心掛けていましたから自覚もあります。そうする事が一番良いと信じていました。

部下や後輩達にはその方がより分かりやすく実践的に役に立つと考えたからです。事実、最初は殆んどの人達が良くついて来てくれました。

しかし、必ずと言って良いほど途中から誰も私の言うことを聞かなくなりました。

「何故そうなるのか?」私はその原因を知りたくて必死で彼らの行動やその心理を考察しました。

そしてある結論に達しました。

「自分に甘いのだ、自分を甘やかして言い訳しているだけだ」

私が理論的に正しい話を心掛けていたのは実践に役立てて結果を出すためでした。

結果が出ないと言うことは何かが間違っているから出ないのだと考えたからです。今でもそれは間違いではないと思っています。

私は結果の出ないに人に対して「やり方」の是正を求めました。結果が出るまで執拗に求めました。最初は彼らも一所懸命結果を出そうと努力をしていますが、なかなか結果が出ないとだんだんと態度が変化していきます。

泣き言、不貞腐れ、反発、私に対する陰口、そして辞めたい発言。強弱や順序の前後には個人差がありますがみんなだいたいこんな感じで変化していきます。

「結果が出ないのはお前たちの努力が足りないからだ、それ以外に何がある、泣き言言ったり不貞腐れてみたところで結果は変わらないだろ、人や物のせいにして結果が出るなら苦労はいらない、もっと努力をしろ、自分を甘やかすな」

私は彼らの言動を考察してそうとしか考えられませんでした。

彼らに対し怒りにも似た感情を持ちました。そして彼らの態度には一切付き合わない、聞く耳すら持たない事に決めました。

「話は結果が出てから聞いてやる、負け犬の話を聞いてやるつもりはない」

 

そう叱責して相手にしませんでした。みんな何も言わなくなりました。そして、気が付けみんな辞めてしまい私は一人ぼっちになっていました。

こうして私は会社を潰したのです。

なぜ私は会社を潰したのか・・・

自分がなぜ会社を潰したのか、私にはその理由が全く分かりませんでした。

もっと正確に言うと自分の中に失敗する要因を見つけ出せずにいたのです。

「私の思う通りに運んでいれば潰れる筈がない、みんなが私の言う事を聞かないから、彼らの言い分を通す世の中がおかしいからこんな事になってしまったのだ・・・」

私は本当に本気でそう思っていたのです。私は自分の非運、不運を呪うような気持でいました。

しかし、そんなある日、ある思想家の書籍に出会います。

私はその本を読み進めるうちにある重大で決定的な事に気付きました。

「全て私が悪かったんじゃないか、私のせいでみんな辛く悲しい思いをしていたんじゃないか」

そう思うと今まで納得出来なかった全ての謎が自分の心から解けて物のつっかえがなくなる感覚と同時に、これまで私の前で辛く悲しい思いをしてきた人たちの心を感じ申し訳ない気持ちでいっぱいになり涙が止まらなくなりました。

私が会社を潰した理由、それは私に「心」が足りなかったからです。

辛く悲しい思いをした人の心を我が事の様に感じ思わず涙してしまう濃やかな「情の心」が足りなかったのです。

私はこの心は親が子を想う親心と全く同じだと思っています。そして、この心こそが企業を再生させ繁栄に導く為に不可欠なものであると確信しています。

 

あの頃の私は、この事が全く分かっていなかったのです。

「親心経営」「実践志塾」のススメ!

私が「親心経営」を推奨、ご提案しているのは自身の経験からくるものです。

この事に気付いた後、コンサルティング会社で経営者向けの研修や幹部育成、人材育成研修を実践しながら多種多様な企業を見てきましたが、良い企業とそうでない企業との差は経営者にこの「親心」があるかないかの1点であると言っても決して過言ではないと、そう思わざるを得ない場面に何度も出会しました。

過去の自分と今正に行き詰っている経営者が全くダブって見えることも10回や20回ではありませんでした。

そう思い、そう感じ、昔の自分のようになって頂きたくないと一生懸命ご指導してきましたが、この「親心経営」の本質的な事を言葉だけでお伝えする事はなかなかに難しいのです。

何故なら、言葉だけでは本質に行かず言葉の表面的な部分を行ったり来たり彷徨ってしまいがちになるからです。

それでは何故言葉だけでは表面的な部分を彷徨ってしまうのか。

それは、

「心で強く思う事」と「継続して思い続ける事」が難しいからです。

この二つこそが本質的な解決に向かう為に必要不可欠な要素なのです。

しかし、これには実践する事でしか生まれない感情を経験していただく必要があります。

そこで私は「実践志塾」をスタートすることにしたのです。

 

企業の再生・繁栄を目指す経営者の皆様、私の提唱する「親心経営」はそういう皆様にとって必ずやお役に立つことをお約束します。

そのために「実践志塾」を体験・経験することを強くお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございます!

全てお読み頂いた皆様、随分と長くなりましたが本当にありがとうございます。

「長くなりましたが・・・」と書きましたが、本当はもっともっとたくさんの事をみなさんにお伝えしたいと思っています。

抽象的な事やこちらからの一方的な事だけではなく、もっと実際に即したより現実的なお話もしたいです。

今現在お悩みの事や疑問などにも私の考えを直接お話しできたら嬉しく思いますし、皆様からのご意見やご要望にもお応えしていきたく思っています。

どうぞ末永くお付き合いください。

ありがとうございました。

また、ご感想メッセージをいただけたら幸いです。

誠意を持ってアドバイスやエールをメールいたします。回答内容によってはお時間いただくこともありますが、1週間以内にはお返事させていただきます。

・社長、一人で悩んでいませんか?

・エピソードは面白かったですか?

 ・経営に「親心」は必要だと思いましたか?

 ・「実践志塾」に興味を持ちましたか?

​など、お答えいたします。

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